Redmineの設定

概要¶

claude-searchサービスのログ機能実装とモニタリング強化

親チケット¶

• #368 claude-search Phase2短期改善
• #369 claude-search Phase3中期改善

現状の問題¶

• ログはコンソール出力のみ
• ファイルへの保存未実装
• ログローテーションなし
• エラー追跡が困難

実装内容¶

1. アプリケーションログ設定¶

1.1 ログファイル出力¶

• ファイルパス: /root/claude-search-system/logs/app.log
• フォーマット: JSON形式
• ログレベル: DEBUG/INFO/WARNING/ERROR/CRITICAL

1.2 ログローテーション¶

• 日次ローテーション
• 最大30日保存
• 圧縮保存（.gz）

1.3 構造化ログ¶

logger.info("search_performed", {
    "query": query,
    "results_count": len(results),
    "query_time_ms": query_time,
    "user_ip": request.client.host
})

2. アクセスログ¶

2.1 Nginxアクセスログ¶

• 現在: /var/log/nginx/access.log
• 追加: claude-search専用ログ
• フォーマット: Combined + レスポンスタイム

2.2 APIアクセスログ¶

• リクエスト/レスポンス記録
• パフォーマンスメトリクス
• エラー率追跡

3. エラーログ¶

• 例外スタックトレース
• エラーコンテキスト
• ユーザー影響度

4. モニタリング設定¶

4.1 ヘルスチェック拡張¶

• CPU/メモリ使用率
• DB接続プール状態
• ディスク使用量

4.2 メトリクス収集¶

• 検索クエリ数/分
• 平均レスポンスタイム
• エラー率
• 同時接続数

5. ログ分析ツール¶

• ログ検索スクリプト
• エラー集計レポート
• パフォーマンス分析

技術実装¶

• Python logging + logging.handlers
• structlog for 構造化ログ
• logrotate設定
• Prometheusメトリクス（オプション）

ファイル構成¶

/root/claude-search-system/logs/
├── app.log          # アプリケーションログ
├── error.log        # エラー専用
├── access.log       # APIアクセス
├── performance.log  # パフォーマンス
└── archive/         # ローテート済み

成功基準¶

• すべてのエラーがファイルに記録
• 30日分のログ保存
• ログから問題調査可能
• パフォーマンス分析可能